小児科ブログ

第119回九州医師会医学会、第72回九州小児科学会を開催しました

2019年11月16日~17日に第119回九州医師会医学会、第72回九州小児科学会を、ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピアにて開催しました。九州各県の先生方にたくさん参加いただき、滞りなく終えることができました。ありがとうございました。一般演題では岩永学先生が発表しました「佐賀県における小児科・産婦人科共同による児童虐待防止対策~動画「赤ちゃんが泣きやまない」の視聴推進の取り組み~」に最優秀演題賞をいただきました。当学会はスポーツ部門があり、野球大会が開催されます。佐賀大学チームは決勝トーナメントに進めることができましたが、残念ながら4位で終わりました。参加された先生方、大変お疲れ様でした。来年は宮崎で開催されますので、是非参加いたします。

第122回日本小児科学会学術集会の報告

第122回日本小児科学会学術集会の報告

 

去る4月肌寒さの残る北陸・金沢にて第122回日本小児科学会学術集会が執り行われた。

当教室からは「エンテロウイルスD68流行期の休日夜間診療所での吸入動向」(在津正文)、「肺動静脈瘻に血管内治療を行ったOslar病」(樋口直弥)、「メポリズマブが奏功した好酸球性多発血管炎性肉下腫症」(田島大輔)が報告を行った。

サブスペシャリティ全てが結集する本学会では、近年新規治療薬が出現している便秘や医原性低Na血症を起こさない輸液といったcommon diseaseから新生児乳児消化管アレルギー・先天性心疾患の神経学的特性といった専門的分野、更には今話題の働き方改革といったトピックまで「こどもの全てにかかわるのが小児科」という佐賀大学小児科医局のコンセプトを再確認できた学会だった。

 合間には兼六園の素晴らしい景色や北陸の海の幸を新入局員と共に堪能する当医局の懇親会も執り行われ、日頃の疲労を癒すことができ、明日からの日常診療の活力となったひとときだった。(文責:田島

 

「第16回佐賀大学医学部小児科学教室同門会総会」の報告

「第16回佐賀大学医学部小児科学教室同門会総会」の報告 (2019年2月2日)

 

 2019年2月2日(土)、ガーデンテラス佐賀 ホテル&マリトピアにおきまして、第16回佐賀大学医学部小児科学教室同門会総会及び懇親会が行われました。ご多忙の中に数多くの先生方にお集まりいただきました。

 濱崎雄平会長のご挨拶では、昨年成立した「成育基本法」について触れられ、2019年が子供たちの展望が広がる年になることを期待しているという話がありました。その後、第15年度会計報告および第16年度予算案提示、松尾宗明先生によるふるさと納税(小児医療の充実、ファミリーハウス佐賀)のご協力に対するお礼と報告、2019年11月16-17日に本学主催で行われる、第72回九州小児科学会開催の案内が行われました。

 第7回佐賀大学同門会賞は、岡政史先生、熊本崇先生の2名に授与されました。岡先生は小児腎臓学、熊本先生は小児循環器の分野において、臨床・研究及び後進の教育での活躍が高く評価されての受賞でした。同門会受賞記念講演では、お二人のこれまで臨床経験や研究業績、今後の展望等が語られました。

 今年も若い先生、先輩の先生、遠方から来ていただいた先生と多数出席して頂き、盛大に同門会を開催することができました。ありがとうございました。

 なお、来年は2020年2月1日(土)、同じガーデンテラス佐賀 ホテル&マリトピアでの開催を予定しております。多くの同門会員の皆様のご参加をお待ちしております。(文責:荒木)

 

第22回日本ワクチン学会学術集会にて報告しました

22回日本ワクチン学会学術集会が神戸国際会議場において開催されました。(2018128日~9日)

本集会は、ワクチンに関する基礎研究者、疫学研究者、臨床医、行政、ワクチン製造担当者など、産官学からの関係者が一堂に会し、多方面からの意見が拝聴できる貴重な場です。新規ワクチンの開発・導入や、定期接種化による水痘患者の大幅な減少の報告など、ワクチンの発展は目覚ましいものがある反面、先天性風しん症候群、ワクチンの副反応・有害事象など、喫緊の課題も山積みで、各方面において有意義なディスカッションがなされました。個人としては「症例対照研究によるロタウイルスワクチンの有効性評価(2018年シーズン)」について報告しました。全国の大学や病院の小児科医の先生と議論や近況報告等ができ、とても楽しい時間でした。(文責:荒木)

九州小児科学会の報告

111718日に鹿児島県で開催されました九州小児科学会に松尾教授はじめ医局員、また入局を希望している研修医を併せ、総勢23名で参加してきました。17日には4年ぶり()に快晴のもと、恒例の医局対抗親善野球大会が開催されました。結果は90勝利、01サヨナラ負けの11敗で惜しくも決勝トーナメントに進出できませんでした。敗れはしましたが、日頃の疲れを忘れ、一同仲良く、楽しく過ごすことができました。また、本業の学会では、前田が「当院における腰仙部皮膚異常の検討」を発表し、最優秀演題に輝きました。来年は2019111617日に当医局が主管となり九州小児科学会を開催いたします。皆様方の多数のご参加をお待ちしています!!          (文責;土井)

第40回日本小児腎不全学会に参加してきました

宮崎市で開催された第40回日本小児腎不全学会に参加してきました(2018年11月8日~9日)

 

腎傷害から腎代替療法まで、様々な議論ができることが本学会の醍醐味です。今回感銘を受けましたのは、小児腎不全治療を牽引された伊藤克己先生と小児腎移植を推進された長谷川昭先生の対談「小児心不全医療 歴史と展望」でした。本領域の黎明期からご尽力されたお二人の功績とご努力、また患者みなさんの協力で発展することができた歴史を目の当たりにしました。長谷川先生から、「医療者の懸命な姿勢によって、患者や家族が救われることもある」といった内容のお話を拝聴して、胸が熱くなりました。ありがとうございました。(文責 大塚)

 

2018年度日本小児心電学術集会にて報告してきました

2018年度日本小児心電学術集会にて報告してきました(2018年11月30日ー12月1日)

 

日本小児心電学会に参加してきました。奈良市で行われ、PACESジョイントセッションで”β遮断薬の使用方法”、”無症候性心電図異常”について有意義なdiscussionを聴衆できました。個人としては「学校検診で発見された進行性心臓伝導障害の一例」を報告しました。奈良はこれまで一度も足を踏み入れたことはありませんでしたが、紅葉が素晴らしく、人懐っこい鹿もいて癒されました(文責 熊本)。

 

 

サガン鳥栖の選手5人がこどもセンターを慰問

サガン鳥栖の選手7人がこどもセンターを慰問

2018年12月3日サッカーJ1で活躍中の、権田選手、三丸選手、小林選手、原川選手、河野選手が、こどもセンターを訪問されました。入院中の子供たちへ、サインやプレゼントを渡してもらいました。静かな病棟は、子供たちの歓声でいっぱいになりました。選手の皆様、大変な試合後にもかかわらず、ありがとうございました(文責 大塚)。

 

 

こどもセンターにサンタクロースがやってきました!

佐賀大学医学部附属病院こどもセンターにサンタクロースがやってきました!

今年佐賀では、ノルウェーやデンマークなど世界8か国から15人のサンタクロースがあつまる「佐賀サンタサミット2018」が開催されました。最終日の10月10日には、サンタがこどもセンターの子供たちを見舞ってくれました。また佐賀県観光PRキャラクター「壺侍」も駆けつけてくれました。一足早いクリスマスプレゼントに、子供たちは満面の笑顔をみせてくれました(文責 大塚)。

  

佐賀に小児腎臓医を志す若者が集いました

第11回若手小児腎臓医のためのパワーアップセミナーを開催しました

 佐賀市文化交流プラザ「交流センター」において、平成30年10月13日(土)~14日(日)に上記セミナーを開催しました。本セミナーは、日本小児腎臓病学会の教育委員会主催で毎年開催されています。今年は佐賀大学が実行委員となりました。受講者26名、チューター8名、教育講演4名の医師が集い、「ネフローゼ症候群」「腎炎」「腎不全」「電解質尿細管疾患」のグループに分かれ、小児腎臓学を研鑽しました。懇親会では松尾教授にも参加いただき、佐賀の酒や佐賀牛、呼子のイカなどを肴に楽しい時間を過ごしました。(文責 大塚)

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