教育と研修

初期研修医

初期研修医のみなさんへ

初期研修の概要

小児科学の卒後研修は、「標準コース」では研修2年目に2か月間(またはそれ以上)行います(図1)。また「小児科特別プログラム」は、選択必修研修2か月を修了した研修医に対して、希望者は更に2か月~7か月の小児科選択研修を追加選択することが可能です。

成長発達する小児の特徴を理解し、小児の日常疾患の診断と治療に必要な基本的知識と技術を習得します。さらに大学病院では慢性疾患の診断と治療に必要な知識と技術の習得も可能です。NICUでは低出生体重児、病的新生児の取扱いができるようになり、診療全般の質・量ともに高度となるような研修をしていただくことができます。

 

小児科特別プログラム

初期研修実例の紹介「私たちはこんな研修をしました」

男性医師

小児科で研修をしました。和気あいあいとした雰囲気の中で日々活発なdiscussionが行われており、大学らしい切磋琢磨できる環境であったと思います。

各レジデントの負担の過不足がないよう上級医の先生が気をつかってもらって、小児科でありながら内科や外科、各臓器別の疾患を満遍なく経験することができました。

あっという間の3ヶ月間で、プライベートでは「酒蔵開き」に連れていってもらい、楽しかったです。

佐賀県内では小児代謝内分泌の専門医が少ないと聞いて、興味をもっているところです。

男性医師

男性医師

内科6ヶ月、救急3ヶ月と研修してきて、これまでの指導医の先生方も皆さん優しい方ばかりでしたが、小児科の先生方は特に優しく、指導もとても丁寧にして頂きました。

他の科との違いを感じたのは指導・教育の面で、定期的に勉強会・カンファレンスが行われたり、処置をする際は必ず後ろについて指導して下さったり、担当症例についても分野に偏りが無いよう振り分けしたりなど、とても手厚く指導して頂きました。

自分はICU管理の症例も経験させて頂き、小児の全身管理について勉強することができました。一般病棟とICUを行ったり来たりで忙しい日もありましたが、大学以外の市中病院ではなかなかできない貴重な経験になったと思います。

小児科は総合的にすべてを診ることになるので、その範囲の広さに当初は戸惑い、混乱することもありましたが、後半に近づくと様々なものをみることができる楽しさを感じられるようになりました。

小児科研修、楽しいです。興味のある方は是非。

男性医師

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