| インフルエンザ |
| 対象年齢 |
回数 |
備考 |
全年齢
特に保育所、幼稚園、小・中学校の児童生徒 |
2回
(13歳未満)
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流行に備えて12月中旬までにすることが望ましい。接種間隔は3-4週間あけることが望ましい。 |
1-2回
(13歳以上) |
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インフルエンザ
インフルエンザウイルスによる悪性の風邪で、初冬から春先にかけて毎年流行します。インフルエンザにはA、B、Cの3つの型があり、中でもA香港型やAソ連型などがあり、さらに、その中でも細かく分かれます。
症状は4-7日間の発熱、少し大きい子は喉・頭・筋肉などが痛み、下痢などを起こします。いわゆる重い症状の風邪です。
問題になるのは合併症で、肺炎、気管支炎のほか、脳症、心筋炎、中耳炎などがあります。。ワクチン接種によって、インフルエンザにかかりにくくなるだけでなく、たとえかかっても症状の重症化を抑えることができ、合併症や死亡する危険性を抑えられます。
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副反応
副反応はほとんどありません。注射したところが腫れることや、ごくまれに、発熱や頭痛が起こることがあります。
まれに、じんましんや発疹が、極めてまれにショック状態が起こることがあります。卵やゼラチンに強いアレルギーのある人は主治医と相談して受けましょう。
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| おたふくかぜ |
| 対象年齢 |
回数 |
備考 |
| 1歳以上の未接種者 |
1回 |
副反応は少ないが、まれに接種2-3週間後に一過性の耳下腺腫脹や発熱などがみられることもある。 |
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おたふくかぜ
ムンプスウイルスによる急性ウイルス性の全身性感染症です。患者の唾液が感染源となります。飛沫感染ですが、患者との直接接触や唾液によって間接的にも接触感染します。
感染してから2-3週間たった頃、耳の下から顎にそったあたりの耳下腺が腫れて、痛みます(3-7日持続)。鼻水や咳はありませんが、熱(38度前後で数日程度)は出ることがあります。
知らない間にかかっていたり、重くならないことが多いですが、100人に2人くらいは無菌性髄膜炎*を起こしたり、中には髄膜脳炎を起こして亡くなったり、後遺症を残す人もいます。また、1万人に1人は難聴になっています。
思春期以降感染すると、男の子は睾丸炎を、女の子は卵巣炎を起こすことがあります。 |
*脳を包む髄膜に炎症が起こることで、高熱、頭痛、繰り返す嘔吐などの症状が出ます。
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副反応
副反応は普通みられません。
まれに接種後2-3週間後に、軽いおたふくかぜの症状がみられることがあります。無菌性髄膜炎が数千人に1人の割合でみられますが、後遺症はほとんど残りません。
1回の接種での有効率は90%くらいです。また、必ずしも一生の間有効とも限りません。
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| 水痘(みずぼうそう) |
| 対象年齢 |
回数 |
備考 |
| 1歳以上の未接種者 |
1回 |
ときに軽く発疹が出ることがある。
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水痘
水痘は別名「みずぼうそう」とも呼ばれる水痘・帯状疱疹によって起こる伝染性の強い病気で5歳までに約80%の子どもがかかるといわれています。2-3週間の潜状期のあと、体や頭に水ぶくれができ、全身に広がります。熱を伴わないこともありますが、重いと高熱が続き(発熱は通常38度前後の熱が2-3日続くが、40度を超えることもあります)、治るまでに1-2週間かかります。
多くの場合、それほど重くならないで治りますが、まれに肺炎、肝炎、心膜炎、小脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症を起こすこともあります。また、引っ掻くなどして細菌の二次感染を起こすと水ぶくれの跡が残ったり、長く保育園や幼稚園を休まないといけないことがあるので、防ぎたい病気です。
お母さんからの免疫はあまり有効でなく、生まれてすぐからでもかかります。
また、妊婦の水痘は重症化するといわれており、出産前3日から出産後2日までに妊婦が発症すると出生児の水痘は重症になるといわれています。
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副反応
ゼラチンアレルギーの人以外は、ほとんど副反応はありません。
1回の接種で有効率は80-90%、接種しても数年以内にかかることがありますが、その大部分は軽くすみます。
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| A型肝炎 |
| 対象年齢 |
回数 |
接種間隔 |
| 16歳以上の未接種者 |
3回 |
2-4週間間隔で2回
初回接種後24週後に1回 |
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A型肝炎
A型肝炎は、途上国では一般に存在する感染症で、汚染された飲食物を介して感染し、発熱、全身倦怠感や黄疸がみられ、重症化すると著しく衰弱し、数週間から1ヶ月以上も休養が必要になることがあります。なお慢性化したり死に至ることは極めてまれです。
1992年に安全で効果の高いA型肝炎ワクチンが開発され、日本では、1995年から予防接種が実施されています。予防効果の高いワクチンなので、途上国などへ渡航される方には、接種を勧めています。
A型肝炎ウイルスの感染様式は、糞便に汚染された水や氷、野菜や果物、またカキなどの魚介類を介して、経口的に感染します。
潜伏期間は15~50日、平均28日で、38度以上の急激な発熱から発症し、全身倦怠感、食欲不振、悪心嘔吐、黄疸などがみられます。重症例では、1ヶ月以上の休養が必要なこともあります。一般に小児が感染した場合、成人に比べて全身症状が軽いと言われています。
特異的療法はなく、安静と食事療法が基本です。
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| B型肝炎 |
| 対象者 |
回数 |
接種間隔 |
| ①母子垂直感染者 |
3回 |
生後2,3,5ヶ月 |
HBs抗原陽性の母親から生まれたHBs陰性の乳児
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| ②ハイリスク者 |
3回 |
1ヶ月間隔で2回、その後5-6ヶ月後に1回 |
医療従事者、腎透析を受けている者など
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※ワクチン3回接種1ヶ月後にHBs抗原、抗体検査をしましょう。必要に応じ追加接種を行いましょう。 |
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B型肝炎
B型肝炎ウイルスをもつ者の血液を介してうつります。
B型肝炎ウイルスは、慢性持続性感染を起こし、肝細胞ガン・肝硬変の原因となり得るウイルスです。以前は母親がB型肝炎ウイルスにかかっていると、妊娠中や出産時に母親の血液によって赤ちゃんに感染(母子感染)していましたが、最近では、ガンマグロブリンと予防接種とを組み合わせることで、母親からの感染が防げるようになりました。
海外では、同性愛者、麻薬中毒者間で流行しています。
大人がかかると(約30%の人が急性肝炎として発病する)、肝臓が侵され、黄疸、疲れなどの症状があり、劇症肝炎で亡くなる方もいます。
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副反応
副反応は特にありませんが、ゼラチンが入ったものもあるので、ゼラチンも含め強いアレルギー体質の人は医師と相談しましょう。
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| 肺炎球菌ワクチン |
接種対象者
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回数 |
2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険のある個人および患者
(過去に肺炎球菌ワクチンを接種していない者)
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1回 |
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肺炎球菌
肺炎球菌は肺炎を引き起こす原因として、もっとも頻度の高い細菌で、髄膜炎や小児の中耳炎の原因となります。高齢者や慢性呼吸器疾患などをもつ者は、重い肺炎になりやすいです。肺炎球菌ワクチンの免疫は通常5年以上持続すると考えられていますが、2歳以下の小児に対する効果は低く、小児用としての肺炎球菌ワクチンが開発されているところでです。
また、日本で使用されているもの(23価)は、2回目の接種をすると副反応が強く出ることがあるので、現在のところ再接種はしないことになっています。
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| 黄熱 |
黄熱
黄熱は蚊によって媒介されるウイルス感染症です。
2000年-2002年にナイジェリア・ブラジル・ペルーなどの国で黄熱が流行しました。
ウイルスを持った蚊(右図:ネッタオシマカ)に吸血されることで感染します。3-6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐などを起こします。病気が進むにつれて、出血症状(鼻血、歯肉からの出血、吐血)や蛋白尿が現れます。黄疸は感染初期には軽く、次第に重症となります。死亡率は、流行地の人の場合は5%以下ですが、旅行者などでは50%以上になることがあります。
これといった治療法はなく、対症療法が主となっています。 |
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有効な予防接種があるため旅行者が感染することは少なくなりましたが、各種の動物と蚊の間でサイクルが形成されているので、黄熱の撲滅は困難であると言われています。アフリカ、中南米地域の国々を中心に依然として患者発生がみられるので、旅行者は予防接種を受けるなどの注意が必要です!
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