小児科ブログ

第33回九州小児不整脈研究会の参加報告

 近年は佐賀市で毎年秋に開催されていました当研究会ですが、2年ぶりに2021年11月3日に初のオンラインのみでの開催となりました。

 今回も九州・沖縄の各病院から提示される難解な心電図の読影に始まり、日本を代表される小児不整脈の専門家の先生方からの教育講演、心電図の読影・疾患の診療に関するご指導を賜る事ができ、大変充実した研究会になりました。当院からは、熊本 崇 先生が致死的不整脈を生じる可能性のある希少な症例の発表をなされ、発症前に学校心臓検診で検出する事の重要性を示されました。今回は初のオンライン開催でしたが、サテライト会場内でも議論が行える事や、投票システムの利用、例年と比べて心電図自体が見やすいなどwebならではのメリットも感じました。

                                          (文責:峰松)

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