小児科ブログ

日本小児循環器学会総会・学術集会 参加報告

2023年7月6日~8日、横浜みなとみらいパシフィコ横浜で小児循環器学会が開催され参加してきました。

 

当日の九州は雨でしたが、横浜は晴天で一足先に夏の到来を実感し、朝早くにインターコンチネンタルホテルやランドマークタワーを横目に海を感じながら歩くのは清々しく、街並みに魅了され数日間を過ごしました。

 

会長は埼玉医科大学国際医療センター 鈴木孝明先生がお務めになられ、同センターには2014-2016年の間私が在籍した施設です。当時は不整脈の勉強のため国内留学を行い、2年間在籍しましたが、そこで得られました知見は財産となり今でも臨床で役立てています。

 

当時一緒に働いた知人とも会場で出会い、近況を報告し互いの健康・進捗を喜び、改めて月日の流れを実感しました。また、恩師とも出会うことができ変わらずお元気そうな様子を伺えましたことは嬉しいことでした。  (恩師にはこの2週間後に佐賀に来ていただき、三瀬そば・呼子のイカ、佐賀のお酒を堪能していただきました)

 

今回は私と土井が研究内容並びに症例報告をポスターで発表し、多くの貴重なご意見を伺うことできました。 現場に還元し、皆様のお役に立てるよう引き続き尽力いたします。

 

学会は「Perpetual Harmony Behind the Smile」のテーマの元今回も数多くの興味あるセッションが開催されました。中でも18トリソミーへの小児循環器診療を考えるというパネルディスカッションを拝聴できたのは大変有意義なものでした。

 

会は盛況のまま進みあっという間に時間は過ぎていきました。今回も新たな知見を得ることができ、それを日々の診療に還元し、佐賀の循環器診療をよりよくしていきたいと思っています。

 

これまでコロナウイルス感染症で行動が制限されている中、ようやく以前と同じように会が開催され、学会のライブの醍醐味を再認識しました。そして今回は佐賀からも若い先生が参加してくださっています。もしかすると圧倒されたかもしれませんが会の雰囲気(熱気)を感じ取り、何かしら刺激を受けて日常に戻り自身の成長に繋げていきますことを願っています。

                                                                               (文責)循環器チーフ 熊本 崇

                                 

              

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