小児科ブログ
小児診療初期対応コース(JPLS)開催報告
五月晴れの爽やかな日が続き、風薫る季節となりました。
5月14日に佐賀大学医学部附属病院 臨床研修センターでJPLS: Japan pediatric life supportという小児科学会が主催する小児診療初期対応コースを開催しました。
本コースは「防ぎうる心停止からこどもたちを守る」ことを目標として掲げ、初期評価と初期対応のトレーニングを行うコースとなっています。
今回は佐賀大学関連の先生方や市内のクリニックの先生方、久留米・宮崎市より来訪された先生方など多様な
参加者にお集まりいただきました。そして佐賀大学小児科教室、松尾教授も受講され当日は大変にぎやかな
コースとなりました。
私はというと今回は講師側として参加し、九州各地の講師の先生方の指導法を傍で学びながら、参加された皆様方が有意義な一日になるよう努めました。当日は「先生」という呼称は使わないようになりますので、年齢関係なく議論が進みます。(松尾教授に「先生」なしで呼びかけるのはためらいがありましたが・・)
そして一つのシナリオを終えると必ずチームで振り返りを行いますが、今回は様々な立場、ご経験のある先生方が参加されましたので多くの知見を得ることができました。
佐賀県での開催は年1回となりますが、九州各地で定期的に行われておりますのでご興味ある方は小児科学会
ホームページをご覧いただき、ぜひとも参加登録を検討いただければと思います。
これをご覧になられております方が少しでもご興味を持っていただき、参加を検討いただけますと幸いです。
皆様とどこかでお会いできますことを楽しみにしています。
佐賀大学医学部附属病院 小児科 熊本 崇