小児科ブログ

第32回九州小児ネフロロジー研究会に参加してきました

第32回九州小児ネフロロジー研究会が2018年7月21日~22日におおむたハイツ(福岡県大牟田市)で開催されました。

鈴木仁先生(順天堂大学腎臓内科学講座)のIgA腎症 Multi Hit Pathogenesisのご講演、また杉本圭相先生(近畿大学医学部小児科講座)のネフロン癆のご講演は、学問的また臨床的な関心が湧き上がる内容で、興味深く拝聴いたしました。また諸先生方に引き続き、佐賀大学大塚が遺伝性ネフローゼについて、講演をさせていただきました。

食事会後のMoonlight Meetingは議論が白熱し、Midnight!まで及びました。参加された50名の先生方の熱気を感じてきました。一般演題では、陣内久美子が「PRESを合併したHUSの一例」を発表し、本研究会から奨励賞をいただきました。来年の本研究会は佐賀大学が主幹しますので、今年の盛会に負けないよう準備をしたいと思います。

(文責 大塚泰史)

第32回日本小児救急医学会に参加してきました

第32回小児救急医学会が2018年6月2-3日に茨城県つくば市のつくば会議場で開催されました。

つくば市は東京から電車1本と利便性もよく、参加者も、小児科、小児外科、救急科、麻酔科、集中治療科、看護部と、小児に関わる様々な人が参加する学会でした。

私も、「ワルファリン内服中の感染症(胃腸炎)には十二分な注意が必要である」という演題で今回発表させていただきました。全体として、外傷や集中治療の観点からの発表がメインでしたが、内科救急疾患に関する報告も多く、また、看護部からも挿管チューブの固定を比較検討した報告等もあり、大変勉強になりました。参加してみて、やはり重症例等に関しては小児科・小児外科だけでなく、救急科、集中治療科など、様々な診療科との密な連携が重要だということを再認識しました。眼の前の患児を救えるように、日々精進します。

(文責 峰松)

第32回小児救急医学会

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